女性美容師は何歳まで？40代定年説とキャリアプラン

あなたは「美容師40代定年説」を知っていますか？

できれば長く安定して続けられる仕事に就きたいと、誰もが思うもの。特に女性は、結婚・出産などのライフイベントによっては、描けるキャリアプランも変わってきます。

美容師を目指す女性としては、40代以降も続けられる仕事なのか…気になりますよね。そんなあなたに、「美容師40代定年説」についてと、「女性美容師のキャリアプラン」についてご紹介いたします。

美容師免許を活かして、ずっと活躍したいと考えている方の参考になる内容となっています。

【何歳まで現役？】女性美容師として気になる年齢のこと

美容師を目指していれば、必ず耳に入ってくる「40代定年説」。

なぜそのような説が流れているのでしょうか？

なぜ美容師は「40代で定年」なのか？

美容師は華やかなイメージのある職業である一方、体力が必要な仕事です。

立ちっぱなしで頻繁に中腰になることや、水仕事や髪用の薬剤に触れることもあるので年中手荒れに悩まされている美容師も多いのです。
体力の低下や身体的な不調などを理由に40代で美容室を引退したり、実務から離れる美容師が多いことから「40代定年説」が生まれたとされています。

実際、美容室で見かけるのも20代～30代の美容師が多いような気がしますね。

引退せずに、管理職にステップアップするためには、若いうちから順調にキャリアアップしていくことが必須条件と言えます。
そのため、管理職はスタイリストと比べると狭き門。従い、引退する美容師の方が多くなります。そういった事情から、「定年」として捉えられているのですね。

美容師として働き始められるのは何歳から？

ちなみに、美容師として働き始められるのは、17歳からとなっています。

美容師として働くためには、「美容師免許」が必要となります。その美容師免許が取得できるのは、最低でも17歳から。

美容師免許の受験資格は、美容専門学校に通うことで得られます。昼間、夜間、通信などにより2～3年かかります。最短でも中学卒業後すぐに専門学校に通い、2年間の通学を経て受験をし、合格する流れであれば、17歳での取得が可能です。

ただし17歳で取得しても、年齢的にも学歴的にもすぐ働きはじめるのは難しいのが現状。高校を卒業してから専門学校に通い、20歳で美容師免許を取得するのが一般的となっています。

美容師に年齢制限はないため生涯現役も可能

美容師免許には年齢制限を設けておらず、自分が「続けたい」と思う限りは現役で居続けることができます。

数は少なくなりますが、50代～70代くらいの美容師が経営している街のちいさな美容室を見かけることもありますよね。

技術と望んでくれるお客さまがいらっしゃる限り、続けられる職ということですね。

美容師のキャリアプラン｜女性の働き方

生涯現役も可能な職業とはいえ、身体的なことや家庭のことを考えるとどのようにキャリアプランを考えるべきか？

そんな風に考える女性も多いと思います。ここからは、女性美容師の具体的な働き方についてご紹介していきます。

美容師は離職率が高い

美容師としてのキャリアプランを考える際には、離職率についても把握しておきましょう。そもそも、美容師は他の職業に比べて離職率が高いことが特徴です。

大きな理由としてはこちらの3つ。

・労働時間が長い割に収入が少なく、福利厚生が薄い
・休みが周りと合わない
・肉体的・精神的なストレス

すべての美容室・サロンが当てはまるわけではありませんが、このような傾向にあるそうです。確かに、どれも長く勤めるにはリスクが高いように思えますよね。

一般的な企業とは違いワ―クライフバランスが実現しづらいため、長く働くには適していないと判断する方が多いようです。

美容師の仕事と家庭・子育てのバランスを考える

次に、仕事と家庭のバランスについて考えてみてください。

女性は20代後半から30代で、結婚や出産について考え始める方も多いです。多くの女性美容師の方は引退を望まず、妊娠時の産休や出産後の育休、仕事復帰まで視野に入れて、職場を選びたいはずです。

40代、それ以降もずっと美容師として働きたい、と考えている方は、休暇や福利厚生などの制度がしっかりと整えられている環境であるかも見極めることが大切です。

次に、どのように仕事と家庭を両立させるのかについて考えておきましょう。結婚・出産の時期や、パートナーの仕事との兼ね合い、休日の合わせ方などもしっかり話し合っておくのがおすすめです。

結婚はさておき、女性は出産となるとどうしても働けない期間が発生します。ですから、美容師を続けたいと考えていても、産休中に技術が落ちてしまわないか、お客さまが離れてしまわないか、本当に職場復帰できるのか…など悩みは尽きません。

女性美容師としてのキャリアプランを立てるためには、避けて通れないのが仕事と家庭のバランスなのです。

自分のキャリア・ライフプランに合わせて美容師免許を活かす

ここまでの女性美容師の状況からすると、身体的・精神的なストレスが少ないことや、社会保険、産休・育休や休暇制度などの福利厚生に納得できるかどうかが長く続けられて美容師と家庭と両立するポイントとなってきます。
具体的にはこのようなところでしょうか。

・残業が少なく収入が安定している
・福利厚生も充実している（社会保険、産休・育休、休暇など）
・自分のペースで働けて、プライベートを充実させられる
・手荒れなどの身体的トラブルが少ない

結婚・出産のタイミングで休職した場合、元々の職場に復帰することもあれば、独立したり、「業務委託」に雇用形態を変更、フリーランスとして自由な働き方へシフトする方もいます。

また、美容師免許を活かせるのは美容室だけではないため、職種を変えることも選択肢のひとつです。

例えば、「ヘアメイクアップアーティスト」や、「アイリスト」、「アイブロウリスト」などは美容師免許が活かせる職種です。

実は、美容師としての活躍の場はたくさんあるため、自分の考えるキャリア・ライフプランに合わせた働き方を選ぶと良いでしょう。

何歳になっても「美容師」として安定して働きたいなら

40代を迎える頃には、身体的・体力的に引退を考える方や、管理職へステップアップしていく方が多いことから生まれた「美容師40代定年説」についてご紹介しました。いかがでしたか？

長く安定して美容師として活躍したいと考えるのであれば、美容師の中での職種選択を含めて、しっかりとプランを練っておくことが必要です。まずは早い段階、できれば20代のうちから福利厚生の整った環境で働くことを意識しておくと良いでしょう。

美容師免許を活かして、研修制度や福利厚生が手厚い安定した環境で働きたいなら、【ピアスグループ】での仕事がおすすめです。

ピアスグループでは、美容師免許を活かした下記のお仕事が可能です。

・アナスタシア ミアレ（職種：アイブロウスペシャリスト）
・ビューズ（職種：アイブロウスタイリスト）
・インフェイシャス（職種：アイスタイリスト）
・ケサランパサラン（職種：アイラッシュデザイナー）

どのブランド・職種に就いても、美容師と同じく「人を綺麗にするお仕事」です。

アイラッシュ／アイブロウなどについて未経験でも「パーツ美容のプロフェッショナル」を目指すための基礎からしっかり学べる研修制度があり、サポートも充実しています。

働き方も、あなたのライフスタイルに合わせて柔軟に選べます。ワ―クライフバランスを重要視する方におすすめですよ。

ピアスグループではこんな方をお待ちしています。

・美容師免許をお持ちの方
・メイク、美容に興味のある方
・接客が好きな方
・チームワークを大切にする方

美容師免許を活かせるお仕事にご興味のある方は、ぜひ応募してみてくださいね。