美容師資格を活かす道としてアイリストがあります。美容師として長年働いてきて転職を考えたときに、アイリストも候補として挙がるでしょう。美容師との働き方の違いや、美容師とアイリストそれぞれどのようなメリットがあるのかをご紹介します。

美容師とアイリスト、どっちを目指す?

「美容師として働いてきたけれど、そろそろ転職を考えたい」
そんなとき、ほかのサロンの求人をチェックするなど、美容師資格を活かせる仕事を考えている人もいるでしょう。なかでもアイリストは、美容師資格を活かしながら全く違う働き方ができる仕事です。

ヘアサロンの美容師としての働き方から、自分に合った働き方にシフトチェンジしたいと思っているなら、ぜひアイリストの道もご検討ください。

美容師のメリット・デメリット

それでは、まず美容師のメリットやデメリットから見ていきましょう。

お客さまの笑顔を近くで見られる

1人のお客さまのヘアスタイルを一緒に考えて、ご提案し、作り上げていくのが美容師の仕事です。

お客さまの理想の髪型に仕上げたときに、最高の笑顔を見ることができます。「あなたに任せてよかった!」「次も指名します」とおっしゃっていただくのは美容師として大きなやりがいになるでしょう。

技術を磨いていけば自信になる

さまざまなヘアスタイルに挑戦するには高い技術力が必要となります。お客さまの骨格や髪質に合わせたスタイルのご提案やそれを実現するには日々練習が必要です。

その練習が実ってスタイリングの幅を広げられると、自分の技術力として自信になっていきます。美容師の仕事の面白さの一つでしょう。

独立して経営者になるという夢が持てる

美容師として就職すると最初は美容室に勤務しますが、いつかは独立して自分の店をオープンさせることも可能です。

経営者として自分のこだわりの美容室を作りたいという人は、美容師として働き続ける道を選んでいます。お店のスタッフとして働いている間は大変なことも多いですが、自分のお店を持つという夢のためにひたむきに頑張っている人も多いです。

一人前になるまでに時間がかかる

美容師として働き始めると、まずはアシスタントからスタートします。しかし、このアシスタント期間は平均3年と言われており、ハードな修行の時期です。なかには途中で挫折してしまう美容師もいます。

アシスタントの間は先輩スタイリストのサポートを行い、技術を勉強します。学ぶことが多い大切な期間ですが、早く一人前になりたい人にとってはもどかしさも感じてしまうでしょう。

プライベートな時間が少ない

美容師の中にはプライベートの時間が少ないという人もいます。終業後に練習時間が設けられていたり、休みの日も勉強会に参加したり、多忙なことが多いです

しかし、個人経営の美容室だと練習時間に残業代が出ないことや勉強会も休日出勤の扱いにならないことがよくあるため、その待遇に悩んでいる人もいるようです。

美容師に向いている人とは?

美容師に向いている人は、「トレンドに敏感」「コミュニケーション能力が高い」「挫折してもめげない」というタイプです。

ヘアスタイルを考える美容師にとって流行りは常にチェックしておかなければならないものです。あちこちにアンテナを張って、今のトレンドを知っておく必要があります。

また、お客さまのオーダーを正しく聞き出すにはコミュニケーション能力も必要不可欠です。どんな髪型になりたいのかヒアリングして深堀していくときに、コミュニケーション能力が活かされます。

そして、長いアシスタント期間を乗り越えるには、忍耐力が求められます。どんな大変なこともバネにして成長していける人は美容師としてキャリアを積んでいけるでしょう。

アイリストのメリット・デメリット

次にアイリストのメリットやデメリットについてご紹介します。

女性の美を叶える

アイリストは、眉やまつげの施術で目元から顔の印象を変えていく重要な役割です。

顔は女性の美しさを決める大切な場所です。お客さまのなりたい顔を叶える仕事ができるのもアイリストなのです。

何歳になっても働き続けられる

女性のキャリアを考えたときに、サロンにもよりますが多忙な美容師の働き方は出産や子育てなどさまざまなライフステージにおいて難しいと感じてしまう人もいるでしょう。

座って作業することが多いアイリストは、年齢を重ねて体力に不安があっても働き続けることができる仕事です。長く同じ仕事で技術を磨いていきたいという人にはぴったりでしょう。

一人前になるまでの期間が比較的短い

アイリストはだいたい1ヶ月~半年くらいの研修を受けて、デビューするのが一般的とされています。下積み期間が短いため、早く一人前になって活躍したい人にはおすすめです。

一人前として仕事を任される時期が早いと、どんどん技術を磨く機会が増えていくため、自分のスキルに自信を持つことができます。

地道な作業の積み重ね

髪を綺麗にカットしたり、カラーで理想の髪色に染めたりする美容師の仕事とは異なり、眉を美しく整えたり、マツエク一本一本をコツコツつけたりするアイリストの仕事は地味なものです。

しかし、その細かい作業が全体の仕上がりを左右するため、気を抜くことができません。地道な作業が苦手な人は、負担を感じてしまうかもしれませんね。
一方で、細かい作業が好きな方や、スキルを極めたい職人気質の方にとっては、最適な仕事とも言えるでしょう。

アイリストに向いている人とは?

アイリストに向いている人は「美意識が高い」「細かい作業が好き」「集中力がある」「人と話すことが好き」などのタイプです。

顔の美しさを決める上で大切な目元をどのように仕上げるかは、アイリストの普段の美意識にも関係しています。メイクアップが好きでアイメイクにこだわりがある人はよりその感性を仕事に活かせるはずです。

そして、地道な作業を繰り返すアイリストの仕事は、細かい作業が苦にならず、没頭してできる人におすすめです。たとえば、手芸が趣味でのめり込むといつの間にか一日が過ぎている、という人は楽しく仕事に夢中になれるでしょう。

とはいえ、作業だけを行うのがアイリストの仕事ではありません。理想の仕上がりにするためにお客さまのニーズを探るのも大切な仕事です。お客さまとの会話を楽しむことができ、聞き手として大切な情報を逃さない姿勢を保てる人はアイリストとして大活躍します。

アイリストを目指すならピアスグループ

アイリストを目指そうと思ったときに、おすすめなのが美容業界大手のピアスグループが展開しているサロンです。

洗練された空間でお客さまの骨格に合ったスタイルを作り上げる眉専門サロン「アナスタシア ミアレ」
男女問わず人気の眉専門サロン「ビューズ」
メイクアップの「美」とパーツ美容の「技」を合わせたフェイスデザイン専門店「ケサランパサラン」
ネイルケア&ビューティのパーツビューティーサロン「インフェイシャス」

それぞれのサロンで、元美容師の先輩スタッフが活躍しています。

研修体制が整っている

アイリストが未経験でも現場で活躍できるよう、入社後は1ヶ月の研修を行います接客やビジネスマナー、専門知識など基本的なことから、それぞれのブランドの歴史や独自の技術なども学んでいただき、店舗に配属という流れになります。

店舗に配属されてからも先輩スタッフがフォローするため、安心してスタートを切ることができます。

入社して長くとも3ヶ月以内には店舗デビューとなります。お客さまの施術を任されるデビューは、ブランドごとの技術テストに合格してからです。
この技術テストの時期はブランドごとに異なりますが、早いところでは店舗配属前に行われることもあります。

勤務時間を徹底管理

ピアスグループでは残業時間はほとんどありません。万が一発生しても、きちんと残業代をお支払いしています。研修も勤務時間内で行っています。

お休みは月8~10日あり、月2回は希望休も提出できます。しっかり休んでオンとオフの切り替えができるので生活のリズムも整えて働くことができます。

女性のキャリアを応援

ピアスグループには産休・育休などの休暇制度があり、さまざまなライフステージの女性が仕事を続けられる環境を用意しています。

最初はアイリストからスタートした先輩スタッフも店舗のチーフを任されたり、教育担当になったり、人事スタッフとして現場スタッフを支えるサポート役になったり、さまざまなキャリアを歩んでいます。これはピアスグループの規模だからこそでしょう。

生涯アイリストとして働きたい人も、そこからキャリアアップしたい人も、ピアスグループの環境はピッタリだと思います。

温かい職場で働きやすい

先輩スタッフにピアスグループの魅力を聞くと、必ず帰ってくる答えが「人間関係が良い」という点です。

女性特有のギスギスとした空気がなく、チームで働くことを大切にしているからこそお互いを助け合う文化があります個人のノルマがなく、店舗ごとの目標に向かって努力している姿勢も理由の一つでしょう。

今まで職場環境が合わなかった…という人でも、居心地の良さを感じることが多いのがピアスグループです。

まとめ

美容師とアイリスト、どっちの道がいいの?と迷っている人も多いはずです。それぞれの仕事の魅力があり、向いている人がいるため、自分に合った選択をしてくださいね。。

もし、本記事よりアイリストに挑戦してみたいと思ったなら、ぜひピアスグループで働くことも検討していただければ幸いです。長く同じ環境で働き続けられる居心地の良い会社なので、皆さんのアイリストの道を応援します。

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