
「アクセーヌ」のモイストバランスローションをはじめ、スキンケア製品を扱うブランドの化粧水や乳液、美容液を担当。

「アクセーヌ」のモイストバランスローションをはじめ、スキンケア製品を扱うブランドの化粧水や乳液、美容液を担当。

製品を安定的に量産するための生産技術を構築。
開発に尽力してきた、多くのスタッフの想いを受け取り、
最終製品をつくり上げていく。
製品を安定的に量産するための生産技術を構築。開発に尽力してきた、多くのスタッフの想いを受け取り、最終製品をつくり上げていく。
研究所のメンバーが導き出した製品の処方をもとに、量産化に向けてスケールアップの方法を検討。製品の安定供給を目指しています。しかし、化粧品の製造は、夏と冬でも気温差により機械の調整が必要だったり、製造に使用する釜が新品になるだけで仕上がりに大きな差が生まれてしまうもの。一定したパフォーマンスを常に再現できるまで根気強く検証を繰り返します。課題を乗り越え、量産化の方法が確立できた時、技術者としての成長を感じます。
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- スキンケアからメイクアップ製品、食品、医療機関向け製品まで、幅広く製品を手がけているピアスグループ。製品によって含まれている原料や配合量が異なり、研究所から届く処方もさまざまです。生産部門では、社員一人ひとりに製品が割り振られ、その中で私はこれまで、スキンケアとベースメイク製品の量産化を担当しました。自らのステップアップのためにも、今後は口紅やアイシャドウなど、多彩な色を扱うポイントメイクにも携わりたいと思っています。さらには、化粧品だけでなく、食品や医薬品も担当し、お客様に満足いただける製品を生み出していきたいです。
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- ものづくりに携わりたいという想いで入社したピアス。はじめに、スキンケア製品のバルク(化粧品の中身)を製造する機械の使用方法を学び、目指す質感や使用感に沿った製品を実現するための技術を学びました。しかし、それは簡単なことではなく、毎回仕込みの量が変わるため、機械の回転数などの変化に伴い、製品の品質も微妙に異なります。目標とするパフォーマンスを確実に実現するために、バルクのツヤやキメ、使用感を確かめながら機械を調整する必要があり、臨機応変に対応する力を身につけていきました。また、入社して3年目、人事交流の一環で、静岡県の掛川工場から兵庫県の中央研究所に異動。敏感肌用の化粧品ブランドである「アクセーヌ」の「モイストバランスローション」という、油を配合した保湿性の高い化粧水の開発を担当しました。通常、水に油を入れると白濁してしまいますが、透明さをキープすることも条件のひとつ。研究所の方と検討を繰り返し、透明なオイルローションの開発に成功しました。
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- 2年間にわたる研究所での経験を終え、掛川工場に復帰。研究所で自分が手がけた、「モイストバランスローション」の量産試作を担当しました。自分が担当した製品なので、製品の特徴や用いられている技術は十分理解済み。しかし、ビーカーで試作を行っていた研究所とは違い、工場では数百キロ単位での生産が行われるため、スケールアップするにつれて、化粧水が白濁してしまったのです。研究所ではクリアできた課題が、工場で突破できない。このトラブルを解消するために、約半年もの時間をかけて試作実験を繰り返し、水の添加速度が大きく関係していることが分かりました。諦めずに、根気強く向き合ったことで、自分が一から手がけた製品が、カタチとなり、お客様の手もとに届けられていく。忘れることのない喜びを感じたとともに、ひとつの製品に懸ける想いもより一層強くなりました。
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1日のスケジュールを確認し、作業効率を高める。
機械を使って数値から品質を確認したり、製品を実際に肌につけて仕上がりを評価する。
食堂で昼食
量産化の本生産に立ち会い、品質に問題がないかどうかをチェックする。
量産試作を行う前に、製品のつけ心地や質感などを、テレビ会議で最終確認する。
バルクのツヤやキメ、使用感を確認しながら、量産化に向けた調製を行う。
試作の結果をまとめ、翌日の作業内容を整理する。


1日のスケジュールを確認し、作業効率を高める。


機械を使って数値から品質を確認したり、製品を実際に肌につけて仕上がりを評価する。


食堂で昼食


量産化の本生産に立ち会い、品質に問題がないかどうかをチェックする。


量産試作を行う前に、製品のつけ心地や質感などを、テレビ会議で最終確認する。


バルクのツヤやキメ、使用感を確認しながら、量産化に向けた調製を行う。


試作の結果をまとめ、翌日の作業内容を整理する。


