
「デジャヴュ」や「オペラ」を中心に、ドラッグストアやバラエティショップ、量販店で販売しているセルフ化粧品のマスカラを担当。

「デジャヴュ」や「オペラ」を中心に、ドラッグストアやバラエティショップ、量販店で販売しているセルフ化粧品のマスカラを担当。

これまで市場になかった、新発想のマスカラの開発。
こつこつと、粘り強く試作と検証を重ね、
研究者として自分自身も磨き上げていく。
これまで市場になかった、新発想のマスカラの開発。こつこつと、粘り強く試作と検証を重ね、研究者として自分自身も磨き上げていく。
マーケティングスタッフが練り上げたコンセプトを、かたちにするための研究開発。使い心地や質感など、目標とするパフォーマンスを実現するために、何百種類もある原料から、地道にひとつずつ配合を変えて試作品をつくり、検証しています。完成までの道のりは決して楽なものではありませんが、常に新しい課題にチャレンジすることで、知識や経験が自分の強みとなり、研究者としての成長を感じることができます。
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- ピアスグループの研究者は、各ブランドのマーケティングスタッフから依頼を受けて行うバルク(化粧品の中身)の開発と、自らが設定したテーマによる新技術開発の両方に取り組むことができます。日々の開発と自主研究を同時進行することで、新しい知識や発想を相乗効果で養うことができる、この上ない成長の場だと考えています。今、挑戦しているのは、マスカラの3大パフォーマンスといわれる「カール」「ボリューム」「ロング」すべての機能を備えた製品の開発。ピアスが培ってきた圧倒的なマスカラの技術を土台に、市場にまだない価値を生み出していきたいです。
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- 入社時研修が終わり、1年間の化粧品開発研修がスタートしました。研修といっても、実務を通じて学ぶため、私はすぐにマスカラのリニューアルを担当させてもらえることになりました。開発目標は、既存品をさらに進化させるために、使いやすさをとことん追求した製品。シンプルで塗りやすく、誰でも上手に仕上がるマスカラが求められました。目標に近づけるために、まずはもとの処方に変更を加えることから開始。入社して間もない私は、先輩に教えてもらいながら原料を組み合わせ、検証を繰り返しました。誰でも塗りやすいマスカラかどうかを確かめるために、自ら試作品を塗って評価することも。マーケティングスタッフとも常に連携をとり、使い心地や仕上がりの調整など、何度もやりとりを行いました。しかし、心から納得のいく製品に届かず、発想を大きく変えた方法に踏み出したのです。
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- 「これまでのやり方にとらわれずに、一から処方をつくり上げる」。固定概念を取り払い、新製品に取り組む気持ちで根本から考え直しました。そして辿り着いたのが、原料に「粉」を配合したマスカラ。通常、まつげの長さを出すために、マスカラには繊維を入れますが、何百種類もある粉体の原料を一つひとつ順に検証し、ついに理想に近い製品を生み出すことができたのです。しかし、安心する間もなく、完璧な製品に仕上げるための最終調整が続きます。「もう少しボリュームを出したい」「ちょっと目もとを際立たせたい」など、マーケティングスタッフのレビューをもとに、成分を微細なレベルで修正。消費者テストでも高い評価を得られ、ついに自信をもって世に届けられるマスカラが完成したのです。プロジェクト開始から約2年。入社とほぼ同時期から関わってきたからこそ、製品とともに成長してきたという想いが強く、諦めずに挑戦し続ける粘り強い精神が身につきました。
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地下鉄とバスで出社。まずはコーヒーを淹れて、気持ちを仕事モードに。
機械を使って数値で物性を確認するだけでなく、自らマスカラを塗って感覚的な評価も行う。
食堂で同期と一緒に昼食。
評価を生かしながら新たな配合で試作品をつくり、よりよい使用感や仕上がりを目指す。
先日作った試作品の使用感や、目標とするパフォーマンスを、テレビ会議で共有する。
実験結果をまとめ、明日の業務計画を立てる。
残業することはほとんどないため、プライベートの時間もしっかり確保。


地下鉄とバスで出社。まずはコーヒーを淹れて、気持ちを仕事モードに。


機械を使って数値で物性を確認するだけでなく、自らマスカラを塗って感覚的な評価も行う。


食堂で同期と一緒に昼食。


評価を生かしながら新たな配合で試作品をつくり、よりよい使用感や仕上がりを目指す。


先日作った試作品の使用感や、目標とするパフォーマンスを、テレビ会議で共有する。


実験結果をまとめ、明日の業務計画を立てる。


残業することはほとんどないため、プライベートの時間もしっかり確保。
