ネイリストになるには?
ネイリストになるには、ネイルの知識や技術が必要です。ネイルデザインなどのテクニックやセンスだけではなく、爪の構造や衛生管理などネイルに関して幅広く学びます。
ネイリストになるために独学で勉強するのは難しく、美容専門学校やネイルスクールで学ぶのが近道になります。
美容専門学校で学ぶ
美容専門学校はネイルだけではなく、美容全般を幅広く学べます。美容師免許取得を目的にした学校が多いので、ネイルコースを選んだりネイル講座を受けたりすることで、ネイリストを目指せます。
美容専門学校に通う期間は昼間課程2年、夜間課程2年、通信課程3年です。時間をかけてじっくりと勉強するのが特徴で、美容師免許やネイリスト検定以外にも、エステティシャン検定やメイクアップ検定、色彩検定などの資格が取れる学校も多いです。
学費は200万円前後ほどで、通信課程の場合はもう少し費用を抑えられます。現場実習を取り入れる美容専門学校も多く、ネイルサロンで働く体験ができることもあるのです。実際にサロンに立ち、目で見て勉強できるのは良い経験になるでしょう。
このように美容専門学校はネイルだけではなく美容を幅広く学んだり、現場実習でネイリストを経験したい方におすすめです。
ネイルスクールで学ぶ
ネイルスクールは、ネイルの知識や技術を学ぶ学校です。美容をトータル的に学ぶ美容専門学校と違い、比較的短期間でネイルを学べます。
通学、夜間、通信から選ぶことができ、期間や回数は様々です。ネイリスト検定初級の取得目的であれば、最短2ヶ月間のコースもあります。また、仕事をしながらネイルを勉強したい場合、夜間に週2、3日通うこともできます。
費用は通う期間によって異なりますが、20~100万円ほど。短期間でネイルのみを集中的に勉強したい方におすすめです。
ネイリストに必要な資格

ネイリストは国家資格ではないため、必ず資格が必要なわけではありません。しかし実際に仕事を探すとき、応募条件で資格必須の所も多いので、ネイリストを目指す場合は資格を取得することをおすすめします。
また、ネイルサロンで働いてからも、資格を保持していると有利です。お客様が安心するのはもちろん、即戦力としての活躍も期待できます。
ネイリスト検定はいくつかあるので、その中からメジャーな資格を3つをご紹介します。
JNECネイリスト技能検定
JNECネイリスト技能検定は、90万5000人以上が受験したネイル業界では有名な検定です。(2022年11月現在)
1級、2級、3級の段階で、実技試験と筆記試験があります。
3級はネイルケア、ネイルアートなどベーシックなもの。実技試験ではモデルの爪にネイルケア、カラーリング、ネイルアートを施し、筆記試験では爪の構造、爪の病気、ネイルケアの手順などが出題されます。
このようにJNECネイリスト検定は、ネイルのベーシックな知識と技術を身に付ける資格です。
JNAジェルネイル技能検定
JNAジェルネイル技能検定は、10万人以上が受験した検定です。(2022年11月現在)
ジェルネイルが主流になった昨今、受験する人が増加しています。
初級、中級、上級の階級で、実技試験と筆記試験があります。初級はネイルケアのベーシック、ジェルネイルの基礎知識が課題です。
実技試験ではネイルケア、ポリッシュカラーリング、ジェルカラーリング、ジェルアートなど、ジェルネイルが多く含まれます。筆記試験は爪の構造や爪の病気、ネイルケアやジェルネイルの手順などが出題されます。
そのためJNAジェルネイル技能検定は、ジェルネイルの技術や知識を身に付ける資格です。
ネイルスペシャリスト技能検定
ネイリストスペシャリスト技能検定は、ネイルの基礎に合わせてネイルチップやスカルプチュアが課題になる検定です。
階級は5段階あり、初心者向けのA級、SA級。プロフェッショナル向けのPA級、AA級、AAA級。実技試験と筆記試験があります。A級の実技試験はネイルケアやカラーリングに関して。筆記試験は消毒衛生、爪の病気、技術テクニックの知識から出題されます。
階級が上がるとネイルチップやスカルプチュアも課題になります。このようにネイルスペシャリスト技能検定は、スカルプチュアなどの高度な技術を取得する資格です。
ネイリスト検定取得後の仕事内容は?

ネイリスト検定取得後、実際にネイルサロンで働くときの仕事内容は、技術・接客・事務作業の3つに分かれます。
まずネイル技術に関しては、爪の甘皮処理や長さを整えるネイルケア。爪にカラーを塗るネイルカラー。爪にデザインをするネイルアート。爪にひびが入ったり、折れたりした際に修復するネイルリペアがあります。
お客様のニーズに合わせたネイルをするのはもちろんのこと、自分自身の経験や知識を活かした提案も必要です。
2つ目は接客です。素敵なネイルを施すだけではなく、お客様に気持ち良く過ごしていただくためのコミュニケーションが大切です。お客様によって「楽しくお話ししたい」という方もいれば、「静かにゆったりしていたい」という方もいます。
お客様のニーズに合わせた接客を心掛け、「また来店したい」と思っていただけることが大切です。
3つ目は事務作業です。お客様からは見えないところにもネイリストの仕事があります。店内の掃除やネイル道具の手入れ、お客様カルテの記入やチェックがあります。どれもお客様に気持ちよく過ごしていただくために大切な仕事です。
ネイルが好きな方におすすめのピアスグループ
化粧品や健康商品の販売、美容サロンなどの事業を運営する「ピアスグループ」は、「デジャヴュ 塗るつけまつげ」や「ハトムギ化粧水」などで有名です。
美容と健康の総合メーカーであるピアスグループは、ネイルサロンにも力を入れています。
ネイルが好きな方にピアスグループがおすすめの理由を3つご紹介します。
おすすめの理由1|大手ならではの福利厚生が充実
ピアスグループは美容に関わるさまざまな事業を手掛けている大手企業で、福利厚生がしっかりしていて安心して働けます。
社会保険が完備されており、残業もほとんどなく、有給休暇も取得できます。出産休暇、育児休業制度もあるため、結婚妊娠しても安心してネイリストを続けられるのです。
ネイリストをするうえで、福利厚生が充実していることは大きなメリットと言えるでしょう。
おすすめの理由2|充実した研修制度で安心

ピアスグループは、研修制度が充実しているのも特徴です。サロン経験が浅い方も、安心して技術を身につけられます。ネイルに関してはもちろんのこと、美容理論や技術、接客マナーなどをじっくり学ぶことができます。
技術研修では、社内で用意されたモデルでの実技も行います。お客様によって爪の状態はそれぞれなので、より実践に近い状態で学べます。
また研修が終了しても、店舗でのフォロー体制が整っているので安心です。百貨店内の店舗が多いため、レベルの高い接客スキルや立ち振る舞いが身につき、よりステップアップすることが可能です。
おすすめの理由3|爪のスペシャリストになれる
ピアスグループのネイルサロンは、自爪の美しさをキープするためのネイルケアに力を入れています。そのため、爪のスペシャリストになれることが魅力です。
ここ数年ネイル業界では、ジェルネイルやデザインに力を入れるサロンが多くなってきました。しかしネイルのベースになるのは、爪本来の健康です。二枚爪や亀裂が入ってしまっては、ネイルが楽しめませんよね。
そこでピアスグループは、手のお手入れやネイルケアなど、ネイルの根本を大切にしたネイルサロンを運営しています。
爪を基礎から勉強することにより、「爪本来の健康と美しさ」を追及できるのです。
このようにピアスグループのネイルサロンは、手のお手入れやネイルケアが充実しているため、他のネイルサロンとはひと味違った爪の専門家になれます。
ピアスグループが運営しているネイルサロン
ピアスグループが運営しているネイルサロンには、手のトータルエイジングケアサロンの「オングレース」。美容の総合サロンである「インフェイシャス」があります。
2つのサロンの特徴をご紹介します。
オングレース

ピアスグループが運営するネイルサロン「オングレース」は、手のトータルエイジングケアサロンです。「思わず見せたくなる手へ」をコンセプトに爪だけではなく、手全体の美しさを目指しています。
爪や手の本来持っている美しさを引き出すネイルサロンです。
手に明るさと透明感を出すエイジングケアメニューを用意し、爪や手のケアへこだわりのある施術を行います。高級感のある洗練された空間でお客様をおもてなしします。
インフェイシャス

ピアスグループが運営する「インフェイシャス」は、ネイル以外にもまつげエクステやまつげパーマ、アイブロウトリートメントの施術も行うトータルビューティーサロンです。
「新しい自分へ、自分らしく」をコンセプトに、女性の手元を美しく仕上げます。王道のメニュー以外にもハンド・フットエステティックを行う、ゆったりくつろげるネイルサロンです。
サロン内はエレガントで落ち着いた空間です。同じ店内でまつげ、アイブロウ施術を行うので、ネイル以外にも幅広い美容知識を得られるネイルサロンです。
まとめ
今回はネイリストになる方法や必要な資格、検定取得後の仕事内容をご紹介しました。
ネイリストになるには、美容全般をじっくり学ぶ美容専門学校とネイルのみを短期集中で学ぶネイルスクールがあります。
ネイリスト検定は必ず必要なわけではないですが、取得すると就職に有利になり、知識や経験を増やせます。
ピアスグループのネイルサロンはデザインだけではなく、爪や手のケアを通して、本来の健康や美しさを引き出すのが特徴です。自分の技術でお客様に爪の美しさを提供したい方にぴったりのネイルサロンです。