美容部員の履歴書の書き方のポイント
コスメが好きな人なら誰もが憧れる美容部員。「お客さまを美しくする仕事がしてみたい」と考える人もたくさんいらっしゃるでしょう。
しかし、いざ美容部員を目指して就職活動をしてみると、働いてみたいブランドは見つかるものの、提出する履歴書の作成でつまづいてしまうことも多いはず。
美容部員を目指すならば、まずは次のポイントを意識して履歴書を書いてみましょう!
企業・ブランドが求める人材
求人サイトや企業のホームページでは、求める人物像がよく書かれています。「前向きな方」や「冷静な判断ができる方」、「笑顔が絶えない方」などブランドによってさまざまです。
まずは求める人物像と自分に共通点がないか探してみましょう。
もしそのような内容がどこにも記されていない場合は、ブランドの雰囲気からどんな人物が求められるか、採用担当の気持ちになって想像するとよいでしょう。実際に店舗を訪れて美容部員の接客を受けると、よりイメージしやすくなりますよ。
履歴書には、自分の性格や特技などを書く自己PR欄があります。この自己PRで、求める人物像と共通する自分の性格をアピールしましょう。採用担当に企業との相性の良さを伝えることができます。
自分のスキルや特技の活かし方
志望する企業で、自分が活かせるスキルや特技がないか書き出してみるのもおすすめです。
そのためには、自己分析をしてみましょう。自分の長所や短所について考えたり、友人や家族からどのように見えているか聞いてみたりして、自分という人間と向き合うことで新しい発見があるはずです。
さらに大切なのが、業界研究や企業研究です。美容業界についてのニュースをチェックしたり、企業・ブランドの歴史や目指している姿、現在の課題など、企業のホームページなどを見たりして、自分なりに調べてみましょう。
これらを照らし合わせれば、自分がその企業で活躍できると思う理由を見つけることができますよ。
これは履歴書の志望動機を書くときに役立ちます。採用担当は、応募者が自分の会社に合うかどうかを知りたいので、その根拠として自分のスキルや特技をアピールしましょう。
美容部員としてのキャリアビジョン
キャリアビジョンとは、目指している美容部員の姿や理想のキャリアのことです。キャリアビジョンは、履歴書の自己PRを書くときに役立ちます。
「この企業でこんなキャリアを描いている」という具体的な話を含めることで、採用担当に「入社後のキャリアを真剣に考えている」という印象を与えることができます。企業の志望度の高さが伝わるため、採用担当の心を掴むことができます。
いきなりキャリアビジョンというと難しく考えてしまいそうですが、まずは自分がなぜ美容部員になりたいかを考えて、そこから理想とする美容部員の姿をイメージするところから始めてみましょう。
そこから、店長やマネージャーなど次のステップの進め方を考えます。店長やマネージャーがどんな仕事をするのか調べておくとより明確に思い浮かべることができるでしょう。
10年後、20年後のキャリアを考えるときは、ひとつひとつのポジションから具体的なイメージを膨らませていくと上手くいきますよ。
履歴書を使い回さない
就職活動や転職活動ではたくさんの履歴書を作成するため、面倒くさいと感じてしまうこともありますよね。しかし、企業名だけ変えて同じ履歴書の内容で提出することはやめましょう。
企業の特色や美容部員の仕事内容、求める人物像などはそれぞれ違います。企業に合わせた履歴書を書かないと、受け取った採用担当も違和感を感じてしまいます。企業研究をあまりしていないことが伝われば、志望度が高くないのでは?と思われてしまう可能性もあります。
きちんと企業ごとに合った内容の履歴書を作成し、採用担当に熱意を伝えましょう!
履歴書や職務経歴書にフリクションペンや修正液はNG
履歴書は企業への手紙です。キレイに仕上がった履歴書を受け取れば、採用担当にも真心が伝わります。
間違ったところを消せる便利なフリクションペンは、筆圧が残ってしまうため、時間が経つと消したはずの文字が浮かび上がってしまうことがあります。
また、何度も消したり書いたりを繰り返していると、紙が劣化してしまい、キレイに消せなくなってしまい、履歴書の見栄えが悪くなってしまいます。
修正液や修正テープも、訂正部分が目立ってしまい、履歴書がキレイに見えません。
美容部員はお客さまに心を込めた接客をする仕事です。ご来店されたお客様に、手書きでお礼メッセージを書くブランドもあります。
そのような真心を伝えるために、分かりやすく美しい字で誤字脱字のない履歴書を作りましょう。
美容部員の志望動機によくある例
履歴書で一番迷う部分は志望動機ではないでしょうか。
美容業界や美容部員に興味を持ったきっかけ、志望動機は人それぞれですよね。志望動機は、あなた自身の魅力や想い、入社への熱意をアピールできる欄です。
ここでは、美容部員の志望動機によくある例をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
美容業界に惹かれた人の志望動機
美容部員を目指す方で多いのは、「化粧品・美容が好きだから美容業界で働きたい」という方ではないでしょうか。
大好きな化粧品に関わる仕事ができるため、次のように美容部員を目指していることをアピールしている方が多いです。
志望動機の例
・もともと化粧品や美容が好きで、美容業界で働きたいと思った
・募集ブランドの製品が大好きで、その良さを多くの人に伝えたいと思った
・貴社の製品力で、多くの人を笑顔にしたいと感じた
接客業に惹かれた人の志望動機
「接客が好き」「人とコミュニケーションをとることが好き」など、接客業を軸に就職活動をして、美容部員や化粧品販売の職種を選ぶ方もたくさんいらっしゃいます。
そのような方は、「質の高い接客スキルを身につけたい」「お客さまを笑顔にしたい」など接客に対する高い意識が志望動機に表れています。
志望動機の例
・些細な会話からお客さまの人生に関わっていくお仕事がしたい
・飲食店で接客のアルバイトをしていたため、お客さまに感動を与えることを仕事にして
いきたいと思った
・貴社の接客を受けてサービスの質の高さや接客スキルに魅力を感じた
美容会社の採用担当が見ているポイント
多くの化粧品ブランドを展開しているピアスグループでも、積極的に採用活動を行っています。そこで、ピアスグループの人事が内定を出す際に見ているポイントについてご紹介いたします。皆さんの履歴書の作成や面接対策などでお役に立てれば幸いです。
素直さと積極性が見える
ピアスグループの採用基準のひとつである素直さは、最終面接で必ず見ているポイントです。これまでの内定者の方には、素直で明るくて、人と接すること・お話することが好きな方がたくさんいらっしゃいます。
そして、ピアスグループでキャリアを進めていきたいと考えていらっしゃるなら、「お仕事に対して前向きに積極的に取り組める方」もポイントです。チーフなどの上の役職を目指していただくなら、常に向上心を持っていることが重要になります。
企業への興味や志望度の高さ
どんな企業でも志望度が高い方を採用したいでしょう。もちろん、ピアスグループも志望度はみています。
実は、志望度の高さというのは履歴書や面接で最も伝わりやすい部分です。本当に志望度が高い方はしっかりとその想いが採用担当に届きます。
ピアスグループに対する興味や、ブランドへの想いを持っている方や、ピアスグループで実現したいこと・目標を持っている方は、そのことを履歴書に書くと志望度が伝わりますよ。
もともとピアスグループを知らなかったという方でも、調べていくうちに興味を持って志望度が高まっていったということもあるでしょう。ぜひ自信を持って、その想いをアピールしてください。
企業研究を通して、その企業に興味を持っている部分などを一度見つめ直すことが大切です。
まとめ
化粧品が好きな方の憧れの職業である美容部員を目指しているなら、心を込めた履歴書を書きましょう。
履歴書は企業へのラブレターです。その企業にどのような想いを抱いて、応募しているのか伝わるように書くことが大切です。
「アテンダントスタッフ」と呼ばれる美容部員を募集しているピアスグループでは、素直さや積極性、志望度を重視して選考を行っています。