ピアスグループのアテンダントスタッフを目指す学生の方やこれから働く内定者の方にとって、キャリアビジョンというのは気になるもの。今回は、ピアスグループの人気ファンデーションブランド【カバーマーク】でチーフを務めるMさんにお話を伺いました。

ピアスグループのアテンダントスタッフのキャリアとは?
今回は、実際にピアスグループで働いて感じる魅力やこれまでのキャリアをご紹介するために、長年働いている先輩アテンダントスタッフにインタビューを行いました。
ピアスグループだからこそ経験できたことや長く続けられた理由など、これから働くうえでご参考にしていただけるお話をたくさん聞くことができました。
先輩スタッフの紹介
Mさん
地方出身
2005年に新卒でピアスグループに入社し、上京
現在、チーフ(店長)としてカバーマーク都内店舗で勤務
ファンデーションのエキスパートブランド【カバーマーク】

【COVERMARK (カバーマーク) 】は、ピアスグループが展開するファンデーションブランド。ファンデーションの種類、色の展開のバリエーションが豊富で、その数なんと10種類100色以上。
あらゆる肌のお悩みに寄り添い、「運命のファンデーションと出会える」と、20代~80代の方まで幅広い層から支持されています。40、50年と長年ご愛用されている方も多いブランドです。
カバーマークのファンデーションは、ベースメイクでは隠しきれないと諦めていた、アザや傷跡、皮膚の変色なども自然にカバー。外見だけでなく心の苦痛をも取りのぞきます。
また、肌トラブルごとに展開されたスキンケア製品や美しいベースメイクをさらに際立たせるメイクアップ製品など、幅広いラインナップを取り揃え、「理想的な美しい肌」を作り上げます。
それでは、そんなカバーマークでチーフとして働くMさんに伺ったお話をご紹介します。
地元を離れて就職を決めた理由とは?
Mさんは地方出身とのことですが、就職をきっかけに上京を決めた理由を教えてください。
専門学校を卒業するまで、ずっと実家で暮らしていました。ですがこのまま実家で暮らしていくと、「自立できないまま、年齢を重ねてしまうかも」と思いまして。自分一人で生活がしたいというチャレンジ精神から上京を決意しました。
上京が決まったとき、引っ越し費用や家賃など新生活を始める上で経済面が心配だったのですが、ピアスグループの福利厚生である住宅補助や転居費用の支給にとても助けられました。住まいの環境は手厚くサポートをしていただきましたね。
転職を考えたことも。それでもピアスグループで働き続けた理由

勤続15年以上とのことですが、入社してから辞めようと考えたことはありましたか?
正直にお話しすると、一度だけあります。
カバーマークでの仕事にはやりがいを感じていましたし、肌でお悩みを抱えるお客さまを笑顔にする度に幸せな気持ちになることができました。
でも、ほかにどうしてもやりたいことができてしまい、地元に帰ろうと思ったことがあったんです。
そのとき、私が辞めようとしていることを知ったマネージャーから連絡をいただいて「もし実家に帰るなら、地元の店舗でチーフとして頑張ってみない?」と声をかけてくださったんです。
自分のやりたいこともあったので悩んだのですが、新たなチャレンジの機会をいただいたことと、地元に帰りたいという意志を尊重してくれたマネージャーのお気遣いが嬉しくて、「ぜひ、やらせてください」と、地元での再出発を決めました。
改めて、ピアスグループで頑張っていこうという想いで、都内から地元の店舗に異動が決まりました。
店舗異動の経験で自信がついた

店舗異動をされた際、チーフとしてどのようなことに注力されましたか?
先ほどお話しした地元の店舗への異動では、「店舗の改善」に注力しました。
同じピアスグループ、ブランドとして基本的な接客スタイルは変わりませんが、店舗によって独自の取り組みをしている場合があり、良いものもあれば、改善したほうがいいと思うものもあります。
店舗異動でさまざまな店舗を見てきた経験から、良くした方がいいと思う取り組みに関しては、自ら動いて改善するのはもちろんのこと、周りのスタッフにも共有しながらみんなで一緒に環境改善に努めました。
初めての場所でドキドキすることもありましたが、良くなっていく店舗、スタッフを見ると徐々に自信がついていきましたね。
新人スタッフの指導で気を付けていることは?

チーフというとスタッフの育成も大切な仕事ですが、新人スタッフの指導で気を付けていることはありますか?
通常、新人スタッフにはチューターという育成担当の先輩スタッフが一人付くため、そのチューターがメインに新人の指導を行います。
チューターがお休みのシフトなどで不在のときは、私も新人スタッフに対して様子を見て声かけをしたり、フォローしています。
チューターの方とはどのように関わっているのですか?
新人スタッフとチューターの関係性を円滑にするために、私がチューターをサポートすることもありますよ。
例えば、飲み込みが早く仕事ができるタイプのチューターだと、自分とは異なるようなゆっくり成長していくタイプの新人スタッフに戸惑う傾向があります。
そういったときは、「最初は、全員何もできなくて当たり前、根気強く育てていこう」とチューターにアドバイスしています。
コロナ禍で接客に変化

コロナ禍で店頭での接客に変化はありましたか?
お客さまにタッチアップができない状況になってしまったので、そこは大きな変化でしたね。
通常であれば、お客さまのご要望に応じてアテンダントスタッフがお客さまに直接メイクしてさしあげて、製品の良さや仕上がりを体感していただく、という流れです。その際にプラスのアイテムを使用して併せてお勧めしたりもしていました。
現在のコロナ禍では、お客さまのお肌に直接触れることやマスクをお外しいただくことができない状況なので、お客さまご自身で試していただく、という方法に変わっています。
タッチアップをご希望のお客さまにはどのような手順でご案内していますか?
例えば、ファンデーションをお探しのお客さまであれば、まず目的のファンデーションをお伺いし、お悩みに合った製品をご提案します。
「マスクをお外しいただくことはできないのですが、額やお目元で試してみられますか?」とお聞きし、ご希望されるお客さまには、メイクオフも含めお客さまご自身でしていただく必要があることを事前にご説明しています。
ご希望されるお客さまには、クレンジングをお渡ししてご自身で部分的にメイクオフしていただき、製品の付け方や手順について丁寧にご説明しながらお客さまご自身でお試しいただく流れです。

ファンデーションの色選び、ご提案はどのように行っていますか?
お客さまにマスクをお外しいただくことはできないため、額やお目元で色選びをしています。お手元だけで試してみて色選びされる方も増えてきていますよ。
ファンデーションに加えて、お粉や下地などの使用アイテムもカバーマークで揃えたいという方でしたら、お悩みやご要望に応じてどういった組み合わせが良いかもご提案しています。
ご新規のお客さまですと、色選びに悩まれる方も多くいらっしゃいます。「今おつけいただいているぐらいの明るさをご希望ですか?」など、どのような明るさ、仕上がりをご希望でいらっしゃるのかを細かくお伺いするようにしています。
タッチアップができない状況で、接客において工夫されていることはありますか?
アテンダントスタッフの手元で製品の良さをお伝えすることで、お客さまに製品の魅力を感じていただいています。
例えば、カバーマークには「ラスティングアイブロウ」という眉尻のアイブロウメイクをキープするコート剤があります。
その良さをお伝えするために、スタッフは出勤したら手元にアイブロウライナーをつけて、その上からラスティングアイブロウでコーティングします。そして、お客さまに手元をみせながらアピールしています。
そうすると、「ラスティングアイブロウ」によってアイブロウライナーの持ちがアップすることを分かりやすくお伝えできるんです。
「アイブロウメイクがまったく落ちないコート剤があるので、よろしければお試しされますか?」「眉尻だけメイクが落ちてしまうお悩みはありませんか?」などとお声がけして、お客さまに関心を持っていただけるよう努めています。
コロナ禍においてお客さまのご要望に変化を感じたことはありますか?
マスク生活が続いていることでメイクをする機会が減ったり、マスク荒れに悩まれたりと、お客さまのスキンケアへの関心が高まっているように感じています。
そのようなお客さまには、スキンケア効果が高いCCクリームをご提案させていただくことが多いです。サッと塗れるため忙しい方も簡単に使えて、UVカット成分入りなのでファンデーション代わりになる便利なアイテムです。
どんな時代でも、そのときのお客さまのニーズに合った製品をご提案するようにしています。
チーフとマネージャーの関わりについて
普段、上司であるマネージャーの方とはどのような関わりがありますか?
マネージャーとは、電話やメールで相談事や報告、備品の購入申請、人員確保のリクエストなどについてやり取りしています。いつも店舗を陰で支えてくださっていて、私も相談させていただいたりする機会が多いです。
昇進すればするほど、後輩を褒めることはあっても、自分が褒めてもらえる機会は少なくなってきますよね。ですが、ピアスグループのマネージャーは、役職に関わらず良かった点はしっかりと伝えてくださるので、モチベーションアップにもつながっています。
ありがとうございました。
まとめ
今回は、Mさんにこれまでのピアスグループでのキャリアについてお話しいただきましたが、いかがでしたでしょうか。
別のことを始めたいという想いから、一度はピアスグループを離れることを考えたMさんですが、「やっぱりピアスグループで頑張りたい」と思えたのは、新たな挑戦をする期待と、自分に任せてもらえるというやりがいがあったからだそうです。
現在もMさんは、チーフとしてもアテンダントスタッフとしても大きなやりがいを感じながら、ピアスグループで活躍しています。
将来、居心地の良い場所で、仕事を楽しみながら自分のキャリアを邁進したいと思われている方は、ぜひピアスグループでご活躍いただければ幸いです。